
知っておきたい不動産の基礎知識
これから不動産を売却または購入をされる方のための不動産売買に関するさまざまな情報を掲載しています。
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指定流通機構とは
国土交通大臣が指定した不動産流通機構が「指定流通機構」です。通称「レインズ」と呼ばれており、全国に4法人(東日本、中部圏、近畿圏、西日本)が設立されています。・[ 国土交通大臣指定 ] 公益社団法人中部圏不動産流通機構 売却希望者から「専属専任」「専任」の媒介契約を受けた仲介会社は必ずこの指定流通機構にその物件を登録しなければなりません。 指定流通機構にはコンピューター・ネットワークシステムがあり「レインズ(REINS)」と呼ばれています。このシステムは国土交通省(旧建設省)と(財)不動産流通近代化センターが設計したもので、各指定流通機構にはホストコンピューターが設置してあります。レインズの会員になっている仲介業者に行くとそのラインと結んでいるパソコンまたはファクシミリによる端末が置いてあり、指定流通機構に登録されている物件情報をいち早く引き出せます。情報量が豊富で常時更新されていますので、最新の価格動向に基づいた適正な価格での売買が期待できるという訳です。 レインズの会員になっているかどうかも仲介業者を選ぶうえで有効な判断材料になります。
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駅などからの徒歩時間
駅などからの徒歩時間を広告に表示する際には、つぎの基準があります。一般的に、道路距離80メートルを1分として換算しています。
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坪数とは
1坪というのはおよそ3.3㎡に相当します。畳2枚分の大きさが1坪です。簡単に計算するには、㎡の数に0.3025を掛けると坪数になります。例)100㎡×0.3025=30.25坪
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セットバックとは
建物を建築するには敷地が建築基準法上の道路に2m以上接している必要があります。この敷地が接している道路の幅員が4m未満のときには原則として道路の中心線から2mの線まで敷地を後退させることが必要となります。これをセットバックといい、セットバックした線が道路と敷地の境界線となります。従ってセットバックした部分は道路とみなされることになります。
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間取図で表示されている記号
間取図で表示されている記号の意味は以下のとおりです。 ◯ L → リビング◯ D → ダイニング◯ K → キッチン◯ S → サービスルーム◯ P.S.→ パイプスペース◯ UB → ユニットバス◯ MB → メーターボックス
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購入諸費用とは
諸費用は、不動産物件を買うときに新築住宅では購入代金のおよそ3%~5%程度、中古住宅ではおよそ5%~10%程度を目安に用意する必要があります。仮に4,000万円(消費税込み)の住宅を買う場合は、新築住宅で120万円~200万円、中古住宅では200万円~400万円くらいになります。 諸費用の支払時期はだいたい4段階 一般的な購入スケジュールに合わせて整理すると、だいたい4段階に分類できます。不動産会社によっても支払いの方式が様々で、仲介業者を通じて購入する場合にはその都度支払うケースが多いようです。 第1段階 売買契約を締結する時 ・契約書に貼る印紙代・仲介手数料など 第2段階 住宅ローンを借りるとき ・金銭消費貸借契約書を取り交わすときの事務手数料や印紙代・ローン保証料・火災保険料・抵当権を設定するための登記費用として登録免許税や司法書士への報酬など 第3段階 登記費用 ・土地と建物の所有権登記の際の登録免許税や司法書士への報酬・新築住宅では表示登記の費用が必要な場合あり 第4段階 入居後 ・不動産取得税・固定資産税・都市計画税・引越しに伴う費用・中古住宅などではリフォーム工事費用など
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建ぺい率、容積率
建ぺい率は敷地面積に対する建築面積の割合です。容積率は敷地面積に対する床面積の割合をいいます。
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住宅ローン
住宅ローンには、大きく分けて「民間融資」「フラット35」「財形住宅融資」の3つがあります。ご利用者のご希望以外に、条件や取得する住宅の種類等によってお申込み先が決まります。必要書類はお客様にそろえていただかなければなりませんが、専門的な手続きはウィズアンドウィズのスタッフがお手伝いいたします。 ① 申込み② 融資の審査③ 融資の承認④ ローン契約⑤ 残金決済 平均的なスケジュール・申込から融資の承認まで約2週間・融資の承認からローン契約まで約1週間・ローン契約から残金決済まで約1週間
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付帯設備表・物件状況等報告書
売買契約時に内容を確認する書類として付帯設備表と物件状況等報告書があります。 付帯設備表は、売買物件に付帯する設備(エアコン・照明器具等)について、物件状況等報告書は売買物件そのもの(雨漏りがあったか等)について、売買契約時にどのような状態であるか、またどのような状態で引渡をするか明確にするものです。 通常の売買契約書では、付帯設備は売買対象ではないという考え方を基本としており、売主さんが付帯設備を買主様に引き渡すか否かは、売主様の判断に委ねる事にしています。ただし、売主様が置いていくと判断した付帯設備の中にも、買主様がすでに持っている設備は不要となる(エアコン等)場合もありますので、売買契約時に調整することとなります。両書類は売買契約時に売主様から買主様へ説明していただき、残金決済前に再度、確認します。
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売買契約書
重要事項の説明を受け内容をご理解した後は、売買契約の締結となります。売買契約の締結にあたっては、売主様、買主様とウィズアンドウィズのスタッフ立会のもとで、売買契約書を読み合わせて契約内容の確認をおこないます。双方がご署名・ご捺印し、買主様が売買契約書にて合意した手付金を売主様に支払って契約が成立なります。売買契約成立後は期日までに売主様は買主様に所有権を移転する(売買する土地や建物を引渡す)義務を負い、買主様は売主様に代金を支払う義務を負います。